● 絵手紙とは |
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絵手紙は、ハガキの裏面に季節の風物や草花、野菜、果物などを墨で描いて色をつけ、短い言葉を添えたものです。
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自分らしい味わいある手書きの絵と文字の暖かさに、送り手の思いをいっぱいつめて、相手に届ける便りです。 |
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● 絵手紙の魅力 −ヘタでいい、ヘタがいい |
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絵手紙というとやっぱり絵がうまくないと、と思うのが人が情 − しかし、絵手紙を始めるほとんどの人が、じつは絵心の無い方ばかり。ヘタでいいから自分の描きたいものを、見たまま感じたままに自由に自分らしく描いていきます。 |
絵手紙には失敗という考え方はありません。だからいつでも本番で、最後まで仕上げていきます。自分らしい思いを込めて描けば、それが良いのです。 |
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● 絵手紙の道具 |
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自分らしさを表現できれば何を使っても良いのですが、一般的に描く人の気持ちを敏感に表現できる筆と墨を使います。それに顔彩という日本画の絵の具の一種を用いて色をつけます。また消しゴムなどを削って印を造り、朱肉につけて最後に完成のしるしとして押印します。いづれにしても手ごろな価格で、身近に手に入る道具で描くことができます。 |
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● 絵手紙の描き方 −脳の活性化を促し、若返りの効果も |
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絵手紙の基本は、筆のてっぺんを3本の指で軽く持ち、ひじを上げ、指、腕、肩に力を入れないでリラックスして描くというもので、一見不自由な筆の持ち方をします。この状態で、筆を紙に対して直角に保ち、筆の穂先でこれ以上ゆっくり進めないというぐらいゆっくりに描きます。 |
線や渦巻きを練習するのですが、きれいな線は描けません。真っ直ぐにはならずに途切れたり、つとつとした線になってしまいます。でもそれが味があるのです。 |
そして線と渦巻きが出来れば、さっそく実物の花やしめ縄など季節の飾り物をモデルに、自分なりに、自分なりに思うままに描いていきます。 |
こうして描いてみると、大変な集中力を要することがわかります。それもうまく描こうというようなストレスのかかる緊張感ではなくて、無心になって自分なりの味わいを楽しむ心地よい緊張感です。この無心の緊張感のひと時がたまらなく、絵手紙にハマッてしまいます。 |
また夢中になって手先の神経と頭を使うので、脳を活性化し、老化防止どころか若返りの効果もあるとか。確かに花の会の皆さんは、高齢の方もいらっしゃいますが、とてもお元気で若々しく感じます。 |
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● 絵手紙サークル花の会について |
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絵手紙サークル花の会は、大原明江先生が指導する絵手紙づくりの会です。大原先生のご自宅の2階を教室に、現在10数名の方が、絵手紙づくりを楽しんでいらっしゃいます。 |
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もう10年以上も続けている方もあり、皆さんかなりの腕前。しかし初めての方でもすぐに楽しんで描けるようになります。 |
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多数の絵手紙著作で有名な花城祐子先生に師事された大原先生は、絵手紙の心をよく体得していらっしゃり、1人1人の持ち味をうまく引き出して指導して下さいます。 |
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大原先生のお人柄もあり、絵手紙づくりはいつも和気あいあい。楽しいおしゃべりをさしはさみながら、皆さん夢中になって絵手紙づくりを楽しんでいらっしゃいます。 |
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● 絵手紙サークル花の会の作品 |
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絵手紙サークル花の会の皆さんの作品は、笹塚ショッピングモール21の中にある笹塚駅前郵便局の中に展示されています。また、大原先生の作品は、幡ヶ谷南郵便局内に展示されております。 |
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